染みの種類別にご紹介！Tシャツの染み抜き方法

水に溶けやすい染みとは、しょうゆやワイン、子供がこぼしそうなジュースなどが挙げられます。用意するものは、Tシャツの表示に合った洗剤と乾いたタオル、それに使っていない歯ブラシです。まずは、水だけで洗い流してみましょう。もしもこれだけで染みが落ちるのならラッキーです。洗剤やタオル、歯ブラシは必要ありません。

水洗いでも落ちない場合は、2つ、3つ折りにしたタオルの上に、染みがついた部分のTシャツを下面にして置きます。タオルに染みを移すようなイメージで、洗剤で濡らした歯ブラシを使ってTシャツを軽く叩いてあげてください。

少し染みが落ちたら、歯ブラシの洗剤を落として水でTシャツを叩く。これを繰り返します。染み部分がわからないように境目をぼかしてあげたら完了です。

油性の染みの原因になるのは、ファンデーションや口紅のような化粧品や、ボールペン・朱肉のインクなどの文房具類です。化粧品で染みをつけてしまった場合から説明しましょう。タオルとTシャツの置き方は変わりません。

ファンデーションは、化粧水やクレンジングをコットンにつけて拭き取ります。口紅の染みは揉み洗いがおすすめです。逆効果に思われるかもしれませんが、その時口紅になじませるのは、少量のバターを活用してください。

ボールペンや朱肉がついてしまったら、食器用洗剤をつけてつまみ洗いする、もしくは漂白効果のあるレモンスライスでこすりながら洗ってみるのがおすすめです。

泥や土、ガムは水にも油にも溶けない性質の染みです。特にガムがくっついてしまったら物理的にはがしてから洗剤を使う必要があります。ガムの上から洗剤を使用しても効果が見込めないからです。ガムをはがすには、氷を使って一度固めてからヘラや爪ではがします。その後、洗剤をつけた歯ブラシで根気よく叩いて染みを落としていきましょう。